呼吸器内科専門医コース
長野県立信州医療センター 呼吸器内科専門医コース
呼吸器内科専門医コースの特徴
当科は須坂市、小布施町、高山村および長野市と中野市の一部地域の呼吸器内科診療を担当しています。また、結核専門病棟を有し、長野県の東北信地域の肺結核入院治療を一手に行っています。
当科の特色は、長野県の感染症拠点病院として肺結核、肺炎(日和見感染症を含む)、COPD急性増悪など感染症に関連した疾患や、さらに難病である特発性間質性肺炎など肺癌以外の呼吸器疾患に力を入れています。
さらに、放射線科と連携して、「胸部画像の読影」を徹底的に指導しています。信州大学医学部呼吸器・感染症科の関連病院として、広い視野で教育を受けることができます。
呼吸器内科勤務医を目指す若手ドクターだけでなく、開業を考えているドクターにも適したコースです。
募集対象
原則、内科認定医を取得していること(もしくは、当該年度中に取得予定)
呼吸器内科に興味あるドクターを募集します。
期間
1年間~3年間(相談可)
コース終了後、常勤医として採用可。
給与
研修医特別俸給表(常勤ベース)にて給与設定させていただきます。
当院の施設紹介
日本呼吸器学会認定施設、日本感染症学会研修施設、
信州大学医学部呼吸器・感染症内科関連病院、結核病床24床。
スタッフ
久保 惠嗣 県立病院機構理事長、信州大学医学部名誉教授
山﨑 善隆 呼吸器・感染症内科 部長、日本呼吸器学会専門医・指導医、結核指導医、信州大学医学部呼吸器感染症科 臨床准教授
研修内容
- 呼吸器内科(結核を含む)の入院症例を主として受け持つ。
- 呼吸器内科専門外来を担当する。
- 電子カルテを用いて、胸部画像読影の指導をリアルタイムに受ける。
- カンファレンスに参加する。
月曜日:胸部画像検討会、火曜日:呼吸器内科症例検討会
水曜日:内科症例検討会 - 気管支鏡(水曜日)術者をする。
- 呼吸器外科常勤医と連携して、肺癌や膿胸、肺生検など胸腔鏡下手術の適応を学ぶ。
- 北信地区の呼吸器内科と3カ月に1回症例検討会で発表する。
- 臨床研究の指導を受け、国内・国外学会で成果を発表して、研究論文を作成する。
- 治験に分担医師として参加する
2015年 市中肺炎を対象としたT-4288の臨床第Ⅱ相試験 - 信州大学医学部呼吸器・感染症内科の社会人大学院生に入学可能。
研修終了者
鹿児島 崇 2014年呼吸器専門医取得(4年間在籍)