豆知識

アルブミン値の読み方

アルブミンは肝臓で合成される血清タンパクの一つで、浸透圧維持、物質輸送、緩衝作用があります。食事摂取の不足や、吸収不良症候群などでは肝臓での合成能低下をきたし血中濃度が減少します。血中での半減期は約20日と長いため、アルブミン値は過去の栄養状態を反映し、栄養摂取量が確保されてもすぐには上昇しません。NSTでは3.0g/dl以下の患者様抽出し、栄養状態の指標の1つとしています。


栄養アセスメントタンパク

栄養アセスメント蛋白には主に「「アルブミン」「レチノール結合蛋白」「トランスサイレチン(プレアルブミン)」及び「トランスフェリン」があります。静的栄養指標として「アルブミン」の測定がこれに相当し、比較的長期間で徐々に生じた普遍的な栄養障害の把握に有用です。動的栄養指標としては血中半減期の短いRapid Turnover protein(RTP)とばれる血液中の「レチノール結合蛋白」「トランスサイレチン(プレアルブミン)」及び「トランスフェリン」を測定し、短期間での栄養状態の評価に用います。
なお「トランスサイレチン」や「トランスフェリン」は炎症においても減少するため、栄養評価において炎症によるものか否かの鑑別のために、炎症マーカーである「C-反応性蛋白(CRP)」の同時測定が薦められています。

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