呼吸ケアサポートチーム(RST)

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『RSTとは』

  • RST(呼吸ケアサポートチーム)とは、主に人工呼吸器を装着した患者を対象に医師、看護師、理学療法士、臨床工学技士、薬剤師などの多職種が集まって活動するチームです。
  • 当院では、人工呼吸器を装着した患者が適切な人工呼吸器設定となっているのかの確認や、安全管理が守られているのかどうか、人工呼吸器関連の合併症予防が適切に行われているのかの確認を行い、臨床の現場にアドバイスをしています。
  • また、呼吸状態の悪い患者の呼吸管理・ケア方法の指導を行い、呼吸器疾患治療を支援し、患者さんの早期回復や呼吸器疾患の発症予防を目的に活動を行っています。

チームメンバー構成

  1. (1)医師     4名(呼吸器・感染症内科医師3名、呼吸器外科医師1名)
  2. (2)看護師   10名(慢性呼吸器疾患看護認定看護師1名、/3学会合同呼吸療法認定士4名)
  3. (3)薬剤師    4名(がん薬物療法認定薬剤師1名/吸入指導薬剤師1名)
  4. (4)理学療法士  2名(3学会合同呼吸療法認定士2名)
  5. (5)臨床工学技士 3名(3学会合同呼吸療法認定士3名)
  6. (6)事務員    1名

活動内容

RST回診 週1回開催14:00~(全病棟対象) 人工呼吸器を使用している患者さんや、呼吸について心配な患者さんの相談を受けています。
RST委員会 月1回開催17:00~ RST回診の振り返りと院内研修の計画を行っています。
院内研修会 年4回~6回 研修の計画的な実施によって、院内スタッフのスキル向上を図っています。

これまでの実績

1.年間介入件数

年間介入件数は一定の介入数を保っており、増加傾向にあります。

2.人工呼吸器装着患者への介入

安全に人工呼吸器管理ができ、早期離脱ができるよう介入を行っています。

3.研修会の開催

院内職員を対象とした様々な学習会を企画・実施しています。
その他にも病院職員だけでなく、地域の多職種の方も対象として年間2回の研修会の 企画・実施をしています。

過去の研修会内容の一例

  • RST/ICT協賛院内研修会「医療従事者のためのわかりやすい胸部画像読影術」
    講師:呼吸器・感染症内科部長 山崎善隆先生
  • 呼吸の解剖生理、フィジカルアセスメント、酸素療法、肺理学療法について
  • 2019年度の研修会
    第1回RST研修会「呼吸のフィジカルアセスメント」
    第2回RST研修会「閉塞性肺疾患と拘束性肺疾患ー病態を知り在宅ケアを考えるー」

RST回診の様子

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