遺伝子検査科
当院遺伝子検査科浅野直子医師が著者の一人として関わった『WHO classification of Tumours. Haematolymphoid tumours, 5th edition (造血器腫瘍のWHO分類第5版) 』が2024年7月に刊行されました。本書は造血器悪性腫瘍を正しく診断する上の世界基準であり、当院ではその基準に従った医療を提供しています。血液腫瘍診断のコンサルテーションに関してもおこなっておりますので是非ご相談ください。
主な対象疾患
遺伝子異常が検出可能な疾患すべて。
特色
遺伝子検査とは、遺伝子を構成するDNAの塩基配列を調べる検査です。当科で行うものは、悪性腫瘍など生まれた後に生じたDNAの変化を調べる遺伝子検査と、病原微生物ゲノムの同定になります。遺伝子検査を行うことで、特定の悪性腫瘍の確定診断や培養困難な病原微生物の迅速な同定が可能になります。
スタッフ
遺伝子検査科部長 浅野 直子 (あさの なおこ)
- 専門等
- 病理診断学(特に血液病理)、遺伝子検査
- 所属学会
- 日本臨床検査医学会、日本病理学会、日本血液学会、日本リンパ網内系学会、アメリカ血液学会
- 認定医等
- 日本臨床検査医学会臨床検査専門医、日本病理学会学術評議員、日本血液学会評議員、日本リンパ腫学会理事
- その他
- 信州大学医学部委嘱講師