褥瘡予防対策委員会
褥瘡予防対策委員会とは
褥瘡を発生させないように又は可能な限り早く治すために、週1回の褥瘡回診と月1回の褥瘡予防対策委員会を開催し症例検討などを行っています。また、院内研修会の開催により院内全体のスキルアップを図っています。
褥瘡とはなんでしょうか?
褥瘡とは、寝たきりなどによって、体重で圧迫されている場所の血流が悪くなったり滞ることで、皮膚の一部が赤い色味を帯びたり、傷ができてしまうことです。
一般的に「床ずれ」ともいわれています。
褥瘡はなぜできるのでしょうか?
私たちはふつう、無意識のうちに眠っている間は寝返りをうったり、長時間椅子に座っているときはお尻を浮かせるなどして、同じ部位に長い時間の圧迫が加わらないようにしています。このような動作を「体位変換」といいます。
しかし自分で体位変換できない方は、体重で長い時間あっぱくされた皮膚の細胞に十分な酸素や栄養が行き渡らなくなり、これにより「褥瘡」ができます。
褥瘡はどんな人がなりやすいのでしょうか?
自分で体位変換ができず長期間寝たきりで、栄養状態が悪い、皮膚が弱くなっている(高齢者、排泄物や汗により皮膚のふやけがある、むくみが強い、抗がん剤やステロイドなど薬の副作用で免疫力が低くなっている)人が、圧迫だけでなく摩擦やずれなどの刺激が繰り返されている場合は褥瘡になりやすいといえます。
構成メンバー
1.医師
2.薬剤師
3.看護師
4.理学療法士
5.管理栄養士