院長あいさつ

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長野県立信州医療センターは、緑豊かな自然環境に恵まれた須坂市の中心地にあり、小布施町、高山村を含めた地域を医療圏にもつ地域基幹病院(一般病床292床、結核病床24床、感染症病床4床)として、地域医療ならびに専門医療の提供を行っています。
また、県立病院機構の中核病院として、政策医療の一端を担っています。

院長 寺田 克
長野県立信州医療センター

院長寺田 克

平成31年度は県立病院機構第2期中期計画の最終年度にあたります。
機構の運営目標である、①医療制度改革や新たな医療需要への迅速な対応、②安全で質の高い医療サービスの安定的な提供をめざします。

  1. (1)平成29年に竣工した東棟の機能を活用した対策型胃内視鏡検診が昨年度より始まりました。これまでに数名の受検者の方が早期胃ガンや食道ガンと診断され、治療を受けました。本年度も医師会・市町村との連携をさらに推進し、早期発見と早期治療に努めます。また、大腸内視鏡検診の実施など、健康診断・増進などに関わる診療の強化と受検への啓発に努めます。
  2. (2)昨年度より産婦人科常勤医師が4名体制と充実したのを受け、昨年末に産婦人科・小児科病棟において一部の病室の個室化、4床病室の2床化を行うなど、内装の改修を含めた入院環境の整備を行いました。分娩や産後ケアでのご利用を含めて、地域の皆さんに積極的にご利用いただけるようご案内に努めます。
  3. (3)地域包括ケア病棟を昨年末に3床増床し49床にしました。今年度は、より快適な環境を提供するために、内装の改修について検討いたします。当院は「在宅医療安心ネット」の後方支援病院として、今後とも亜急性期やレスパイト患者さんの積極的な受け入れを継続いたします。また、冬場の病床利用率の高い時期の満床にともなう入院制限がかからないよう努力します。
  4. (4) 昨年設置した「入退院支援室」では、他職種連携のもとで入院時から退院後の療養環境までを見据えた支援を行っています。現在部分的な運用となっていますが、今後積極的にご利用いただけるよう運用の拡大に努めます。
  5. (5) 県立こども病院と連携し、小児の発達評価を行うとともに、小児リハビリの充実を図ります。

政策医療では「感染症医療」と「医療職者の育成」を主に担っています。
「感染症医療」については、長野県内唯一の第1種感染症病床や結核病棟を備え、県の特殊感染症拠点病院として、結核の治療やHIV感染症の治療、新型インフルエンザへの対応など、本県にこの分野の先端医療や情報を提供するとともに、医療職者に対する感染症に関する臨地教育、住民や医療・介護施設等に対する感染症防止のための啓蒙・啓発活動を積極的に行っています。
「医療職者の育成」については、呼吸器、感染症、消化器、内視鏡、総合診療などを中心に各分野の専門医を養成しています。また新専門医制度の動向をみながら、外科、消化器外科の専門医養成にも積極的に参画していきます。当院は「信州型総合医」養成プログラムの実績があり、新専門医制度における総合診療専門医基幹病院の認可を受けています。

当院は、自治医科大学卒業生を含めた初期臨床研修指定病院として、県立5病院のほか、信州大学医学部附属病院や近隣病院と連携し、選択肢の豊富な研修プログラムを組み、医師の育成を行っています。
院内に県立病院機構本部研修センターが設置されており、センタースタッフと連携したシミュレーション教育の研修体制が整備されています。院内外のさまざまな職種の医療職者の方に対する知識・技術の向上に寄与しています。

以上のような取り組みを通じて、地域の基幹病院と政策医療を担う県立病院として、地域の皆さんや県民の皆さんに信頼され、お役に立てるよう、職員一同、より質の高い医療とサービスの提供に努めてまいります。

2019年(平成31年)4月1日
長野県立信州医療センター
院長  寺田 克

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