多職種連携地域母子保健システム「須坂モデル」最優秀賞!!≪NEW≫

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このたび、健康増進に関する優れた活動を厚生労働省が表彰する『第8回 健康寿命をのばそう!アワード(母子保健分野)』において、須坂市の多職種連携地域母子保健システム(須坂モデル)が厚生労働大臣最優秀賞を受賞しました。

 

母子保健分野には、全国の自治体や団体から90件の応募がありましたが、須坂市の保健師や当院の産婦人科医・小児科医・助産師・医療ソーシャルワーカー、精神科医等多職種が連携し、妊娠期から産後まで切れ目のない支援が評価され、最優秀賞受賞となりました。

 

須坂市の取組概要はこちら(★須坂市_取組概要)をご覧ください。

当院もこの須坂市の取り組みに立ち上げ当初からかかわってきました。妊娠して最初にかかるのが病院であり、医師は、妊婦健診で繰り返し妊婦を診るため、ケアが必要な妊婦を早い段階で見つけやすい立場にあります。ケアが必要と思われる事案については、多職種による検討会(下の写真)で情報共有しています。こうして、多職種連携による「須坂モデル」が地域の産前産後の母親のメンタルヘルスを向上させ、産後うつの予防、子どもへの虐待防止につながっています。

また、当院では、須坂市、小布施町、高山村、長野市との連携により、産後ケア事業を受託しています。産後に家族の援助が受けられない方や育児に不安がある方を対象に、ゆっくりと授乳相談ができたり、赤ちゃんを一時的に預けて休息をとることもできます。

今後も市町村との連携を強化し、妊婦・母親への支援をさらに充実させ、地域の母子の健康に寄与していきます。

当院のお産のご案内はこちらをご覧ください。

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